第4回チーム猫毛作品展WEB展示その12 其のまゝ地口 猫飼好りみお三疋
次はまた、がらりと趣向を変えました。猫好きな皆様にはピンとくる、あの作品が下敷きです。
「其のまゝ地口 猫飼好りみお三疋」 蔦谷K 作
●猫毛提供猫
・猫種 ・出生年月日(推定含む) ・出身地
パオ・雑種(父:日本白猫、母:ペルシャ)・推定1989年5月初旬・京都府
●飼い主 りみお
●毛提供猫メッセージ
飼い主ともどものんびり、ちゃっかりした性格。中肉中背。ケンカとネズミが嫌い。
●作品メッセージ
下敷きにしたのは、猫好き絵師、歌川国芳の作品「其のまゝ地口 猫飼好五十三疋(そのままじぐち みょうかいこう ごじゅうさんびき)」。
東海道五十三次の宿場名を地口(駄洒落)にして、それを猫の様々な生態になぞらえて描いた三枚続きの錦絵で、猫好きなら目にしたことのある方も少なくないはず。
この作品のほうの三つの地名は、飼い主りみおさんが、猫を連れて移り住んだ場所。地口はちょっと強引ですが、「川崎→かばやき」「草津→こたつ」という本家「五十三疋」に比べれば、まだ控えめということで、どうかご勘弁ください。
りみおさんは、前記事でご紹介したネコスさんと同窓で、学生時代を同じ学寮で過ごした間柄。チーム猫毛会員のネコスさんのご招待で、ご参加となりました。
今回、お二人で猫毛祭りにお見えくださいました。当方もそうですが、学生時代の友人は、何年たっても特別な親しみがありますよね。お二人の様子を拝見していて、猫毛フェルトが長いお付き合いの中での思い出の一つになってくれればいいなと思いました。
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