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猫の毛のフェルト・愛猫をブラッシングして集まる毛で作る「猫毛フェルト」の公式ページです

第4回チーム猫毛作品展WEB展示その6 秋のぶらんこ

 チーム猫毛作品展のWEB上展示、どんどん続けていきますよ~ こちらも蔦谷K製作のものです。

「秋のぶらんこ」 蔦谷K 作

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●猫毛提供猫 ・猫種 ・出生年月日(推定含む) ・出身地
 みーこ (オス)・雑種 ・推定1999年11月生まれ ・滋賀県

●飼い主  キョウ

●参加猫についてのメッセージ
<暑い季節>
体を洗おうとすると非常に抵抗するので、洗えず、それが節水になっている。
家の中の涼しい場所を上手に見つけてペタンと寝そべるので、人間も冷房に頼らず、工夫しなければ、と思わせられる。
<寒い季節>
ストーブをつけると真ん前に陣取る。消した後も気づかず?そのままそこにいる。膝に乗りに来てくれて、湯たんぽがわりになる。寝るのも一緒のベッドで。
<一年中>
明るくなると、鳴いて家族を起こしにきてくれるので、自然と人間も朝日とともに生活することになる。晴れの日は庭の散歩を楽しみ、雨の日はタワーから外を眺める、自然に逆らわない生活の仕方がエコお手本。

●作品メッセージ
ぶらんこが下がっているのはキウィのつる。みーこさんがよくお庭のキウィの木に登っていると伺って、そのつるを作品に使いたいと思い、送って頂きました。
届いたつるは曲線が何とも美しく、切ったり曲げたりせずそのまま生かしたくなりました。また、付いていた葉も、からからに乾いていましたが、枯れた感じがとてもきれい。こちらもそのままニスを塗って使うことにしました。人間の余計な作為より、自然が一番です!
とはいえ、ここまで素材にばかり頼っては芸がないので、みーこさんをちょっと擬人化してぶらんこにのせてみたところが工夫です。

ちなみにキウィはマタタビ科で、猫が好きな木。額から出すとかじられるかもしれません。

 キョウさんは、会期中何度も会場に足を運んでくださり、また、お母様や妹さんもいらして下さいました。
「かわいい、かわいい、鼻の模様もみーこそっくり」と、大変喜んで下さった由。本当にありがとうございました!

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第4回チーム猫毛作品展WEB展示その5 赤いコート

 京都会期終了後のご紹介となってしまいましたが、チーム猫毛作品展のWEB上展示をずいずい続けます~
 5作目は、2猫と1わんこから毛をご提供いただき、蔦谷Kが製作した作品です。

「赤いコート」 蔦谷K 作

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●猫毛提供猫    ・猫種 ・出生年月日 ・出身地   
ネイチ(ノルウェージャン・フォレスト・キャット、2003年8月28日、京都)
ショーン(メインクーン、2008年6月8日、東京)
デュウ(パピヨン、2005年3月27日、愛知)

●飼い主 akane

●参加猫についてのメッセージ
猫は暖かい。
3レンジャー(蔦谷注:「3レンジャー」は現在akane様家にいる、ネイチ、ショーン、デュウの3匹のことです)の前に一緒に暮らしていたにゃんこ、ウリ。
彼女をコートの懐に入れ、時々自転車でホームセンターに出掛けた。
寒い冬でもコートの中はぽかぽか。
それが嬉しくて自転車で行くには距離のある場所まで行っていたのかも。
そのぬくもりは今も胸に残る。

●作品メッセージ
人間が猫にくっつくとあったかいように、猫も人間にくっつくとあったかいのです。
もちろん、わんこだってそう。
電気も石油もなくても、お互いをあっため合えるわたしたち。
体も心も寒いときほど、しっかり寄り添わないと。
そんな、ささやかだけど大切な真理は、お気に入りのコートのポケットの中とか、案外身近なところに入っていたりするものです。
見逃さないようにしなくてはね。

 飼い主のakane様は、次回巡回先の香川県高松市の猫グッズ専門店「きゃっとばけーしょん」の店主。この作品ももちろん、香川まで巡回します。どうぞ実物をご覧になりにいらしてくださいね。

第4回チーム猫毛展WEB展示その4 ねこで暖!

 チーム猫毛作品展のWEB上展示、掲出が遅くなっていて申し訳ありません!

 4作目にご紹介するのはこちら。招待作家の作品です。
 去年もご協力いただいた、イラストレーターのO高様去年に引き続き、一目でこの方のものとわかる作家性の高い作品♪ 当方も「あったかそ~!実物大だったらどんな感じかな?」と、楽しく拝見しました。

「ねこで暖!」 O高 作

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●猫毛提供猫

・猫種・出生年月日・出身地  
みそち(さび猫) 年齢不詳 東京下町
うみ(ブチ猫)  1997年5月3日生まれ 京都府八幡市

●飼い主 O高

●参加猫についてのメッセージ
東京と京都、どちらでも飼い主を待っていてくれる(た)愛おしい猫たち。

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●作品メッセージ
今年の夏、さび猫のみそちが事故で亡くなりました。実家のブチはいまも元気です。結局二匹は、会うことはなかったけれど、猫毛フェルトになってこうしてコラボしています。
猫は私にとって、心を暖めてくれるかけがえのない存在。みそちがいなくなって尚、猫毛作品となって、彼女の暖かみは、私を暖めてくれる。猫に寄り添っていると、世界は穏やかです。


 亡き猫の毛に、思い出に温められる。猫毛フェルトがそのお役に立つことは、とてもうれしいことです。

 O高さんの作品は、もうひとつ「おまけ」があります。
 そちらもまたご紹介しますので、お楽しみに!

 

第4回チーム猫毛展WEB展示その3 CHAKO & GINJI MIX NYAICE CREAM

 チーム猫毛作品展のWEB上展示の3作目はこちらです。
 立冬すぎ、めっきり寒くなってきましたが飼い主のkiyomimiさんがお住まいの北関東内陸部は、昨今は猛暑で有名な土地柄。エコ生活のためには、夏の過ごし方がキモであるようです。


「CHAKO & GINJI MIX NYAICE CREAM」  蔦谷K 作

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●猫毛提供猫    ・猫種 ・出生年月日(推定含む)・出身地  
チャコ和猫    ・推定2009年11月生まれ・群馬県
銀 次・シャム系mix・推定2010年 4月生まれ・栃木県

●飼い主 kiyomimi

 参加猫についてのメッセージ
 ここ数年来、当地は猛暑が続いておりますが、猫たちは平気なようで、それぞれ風通しのよいリビングのフローリングに、程よい距離を保って身体をはわせて涼をとっております。そんな様子を見ているうちに、銀次がアイスミルクに見えたり、チャコが床と同化して、毛の存在すら忘れ去られたりして、私ども人間一家も涼しくなってきました。

●作品メッセージ
 猫毛で食べ物を作ることは、当初自らに禁じてきましたが、『猫毛フェルト12カ月』でその禁を破って以来、どんどん作ってしまっている今日この頃。
 猫毛の色は、そもそも食品向き。チャコさん銀次さんのコンビは、バニラとチョコのミックスか、はたまたミルクとキャラメルのミックスか。二匹でくるくるっと、夏の猫的にやわらかいソフトクリームになってもらいました。尻尾もミックスしているのはおまけです。(蔦谷)

第4回チーム猫毛展WEB展示その2 「アンティークに囲まれて」

 チーム猫毛作品展のWEB上展示の2作目はこちらです。

「アンティークに囲まれて」 清水 まさき 作

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●猫毛提供猫 : アンジェ  
・猫種     : 雑種
・出生年月日 : 2002年6月頃
・出身地    : 千葉県

●参加猫についてのメッセージ
毛の提供の猫、アンジェは見た目は黒っぽいのに、毛の中はなぜか白いのです。
ブラッシングしてとれた毛でつくった作品の猫は白っぽくなりました。
作品をだすのは初めてで、いまいちどうしたらいいのかわからず作りましたが、
アンティークこよなく愛す私が、エコにこじつけて作ってみました。
古いものでも大事につかいましょう!

●作品メッセージ

長い時間を存在してきたアンティーク素材たち。
現在でもそれらを捨てることなく受け継ぐこと、活かして何かに再生させることはエコにつながると思います。


 当方も全く同感! 古いものを大切に使うことは、新しいものをどんどん消費していくよりずっと豊かなことだと思います。
 猫毛が、リリカルなアンティーク素材と一緒になってロマンティックな世界を作っていますね。

第4回チーム猫毛展WEB展示その1 「Kombination (コンビナツィオーン)」

 猫毛祭りのメインと言えば、やっぱりチーム猫毛作品展。猫を愛し、ブラッシングを励行し、猫毛フェルトの哲学に賛同して下さる皆様の愛猫たちの毛が、作品となって一堂に会する展示です。展示作品は、飼い主さん自作のものと当方作のもの。
 昨年同様、今回もWEB上展示を行っていきます(掲載は順不同)。

 まずは、こちらの作品から。

「Kombination (コンビナツィオーン)」 ねこまや 作

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●毛提供猫:十良松(ボス) 都喜蔵(影ボス) 小春・小夏・まるこ
・猫種   : MIX
・出生年月日:2005年~2007年にかけて
・出身地  : 宇治川右岸(隠元橋)近く

●メッセージ
エコって何? エコロジー 人間のエゴのエコ
動物も植物も自然にエコしているにゃん 
わかるかにゃ~(=^・^=) 

 フラワーデザインの先生でもあるねこまやさん。そのセンスや技術が存分に発揮された、お洒落な猫毛フェルト作品です。

        
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